政府が新型コロナウイルス対策として、入国前のPCR検査を条件付きで免除し、1日の入国者数の上限を現在の2万人から5万人に緩和するなど、水際対策を調整していることが分かった。
複数の政府関係者によると、政府は早ければ来月にも1日の上限を2万人から5万人に引き上げる方向で動いている。
政府は、ワクチンを3回接種することを条件に、入国・帰国後72時間以内のPCR検査による陰性証明の要件を免除する方針だ。
また、医療現場の負担が指摘されている感染者の「総数」については、詳細な患者情報の報告を義務付ける医療機関の範囲を、高齢者や基礎疾患のある人など重症化のリスクが高い人に限定する方向で調整を進めている。
岸田首相は、国内の感染状況や医療機関の状況を踏まえて最終的に判断し、早ければ明日にも対応を発表する見通しだ。
【独自】入国者数上限を5万人に緩和へ ワクチン3回接種で入国前のPCR検査免除も!?